こんにちは、木崎 誠です。
以下書籍について、書評を記録いたします。
- 著者:チャールズ デュヒッグ
- 翻訳者:渡会 圭子
- 出版社:早川書房
- 発売日 : 2019/7/4
- 装丁:文庫(422ページ)
- ISBN-10:415050542X
- ISBN-13:978-4150505424
習慣という日常にしみ込んだものは、個人や企業、社会にどんな影響を及ぼすのか。
歯磨きや掃除など日常的に行われることを中心に、人間はどのように習慣に取り組んでいるのか、科学的な観点から語られています。
個人的ベストフレーズ
習慣を根づかせるのは欲求だ。どうやって欲求を生み出せばいいかがわかれば、新しい習慣を根づかせるのが楽になる。
出典:チャールズ デュヒッグ『習慣の力』(Amazonへ)
習慣による行動はなぜ起きるのか。
それは無意識で欲しているなにかしらの報酬を得るためです。
何度も繰り返された行動によって無意識に近い状態になっていますが、もともとはなにかの報酬を得るために始まっています。
行動は何を求めて行われているのか。
そこに注目することで、悪い習慣を良い習慣に置き換えることすら可能です。
本書からの学び
本書で得た学びと、そう思った根拠を3つ挙げます。
学び
- 習慣はきっかけ、ルーチン、報酬で構成されている。
- 習慣が生活の大半を占めることは変えられないが、習慣の中身を変えることはできる。
学びを活かすための行動
本書から得た学びを活かすための行動方針と、具体的内容を挙げます。
行動方針
- 良い習慣を身に着けたければ、わかりやすいきっかけと具体的な報酬を設定する。
- 悪い習慣をやめたければ、その習慣のきっかけと報酬を突き止め、同じ報酬を得られる別の行動に置き換える。
まとめ
学びと行動のまとめ
- 習慣はきっかけと報酬をしっかり突き止めることで、続けることも置き換えることもできる。
- 良い習慣、悪い習慣共にきっかけと報酬を設定し、良い行動を呼び起こす。
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