まじめで慎重なほど考えすぎて損している——書評「「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣」

書評

こんにちは、木崎 誠です。

以下書籍について、書評を記録いたします。

  • 著者:和田 秀樹
  • 出版社:大和書房
  • 発売日 : 2014/1/11
  • 装丁:単行本(248ページ)
  • ISBN-10:4479304630
  • ISBN-13:978-4479304630

「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣(Amazonへ)

これから行おうとしていることがうまくいくかどうか。
そもそも正しいことを選べているのか。

何か行動するとき、それが大事なことであればあるほど、人は慎重になります。

慎重であることが悪いことではないのですが、慎重に考えすぎた結果、タイミングを逃して何もできなかった、ということもあり得ます。

私自身、考えすぎて動けない、というのはよくある出来事です。

行動しておけばよかった。そんな後悔を減らすために、本書で行動するための考えを身につけられます。

個人的ベストフレーズ

まじめで慎重である人ほど、考えすぎて損している

出典:和田 秀樹『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』(Amazonへ)

本の冒頭にこの言葉があります。

慎重に、失敗しないように、考えて計画して準備する。
それも度が過ぎると、損しているという結果になり得る。

当たり前のことではありますが、改めて実感する機会になりました。

本書からの学び

本書で得た学びと、そう思った根拠を3つ挙げます。

学び
  • 考える時間は限定して、決めたことを実践する
  • 考える時間で実践結果を振り返り、改善する
学びの根拠
  1. 不安は考えれば考えるほど大きくなる。一番の薬は行動すること。
  2. 無理しないことは甘えじゃない。得意なことから始めるとスタートダッシュにもなる上に、一日の進捗も多く生み出せる。
  3. 何かに挑戦すると結果は成功か失敗か、に分かれる。失敗してもダメなのは自分ではなくやり方であり、恐れずに改善して再び挑戦する。

学びを活かすための行動

本書から得た学びを活かすための行動方針と、具体的内容を挙げます。

行動方針
  • 1週間単位の計画を限定した時間で作成する。
  • 自身の得意なことから行う。
具体的な行動内容
  • 日曜の朝、一週間の行動計画を作成する。
  • 朝起きたら自分の得意なことから取り組む。
  • 行動計画を前に一週間の振り返りを行い、やり方を改善する。もし進捗が悪くても、悪いのは自分ではなくやり方である。

まとめ

学びと行動のまとめ
  • 当然のことながら、考え過ぎて動けないままでは結果を残すことができない。
  • 行動するために、限定した時間で一週間単位の振り返りと計画を行い、その時間以外は行動に集中する。

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