こんにちは、木崎 誠です。
以下書籍について、書評を記録いたします。
- 著者:平尾 昌宏
- 出版社:晶文社
- 発売日 : 2019/3/12
- 装丁:単行本(395ページ)
- ISBN-10:4794970382
- ISBN-13:978-4794970381
倫理学とは「どうすれば良い生き方ができるか」という、ある種漠然とした問いに対する学問です。
この問いは時代によってその答えを変えます。
例えば、SNSにおける良い行いなどを考えられたのは倫理学の歴史から見るとごく最近のことです。
倫理学、と聞くと何に役に立つのか、という疑問が出てくるかもしれません。
しかし、これほど日常で使われている内容は珍しいでしょう。
スーパーの商品はお金を出して買う。
こういった社会的なルールを守っているのは倫理観です。
日常の細かい判断にまで影響する倫理学。
本書はその内容を、それこそふだんづかいできるほどに分かりやすく分解した一冊です。
本書評ではそのうちの「個人」に関する部分を扱います。
個人的ベストフレーズ
結局のところなにがやりたいのか、どうなりたいのか、その究極のものを我々は、漠然と「幸福」と呼んでいるようです。
出典:平尾 昌宏『ふだんづかいの倫理学』(Amazonへ)
幸福とは何か。
これは多くの人がなんとなく疑問に思いながらも、なかなか答えが出せない問いだと思います。
お金持ちになりたい。世界中を旅行したい。世界を動かすようなビジネスをしたい。
こういった目的は、結局のところ「幸福になりたい」という目的に集約されていきます。
本書からの学び
本書で得た学びと、そう思った根拠を3つ挙げます。
学びを活かすための行動
本書から得た学びを活かすための行動方針と、具体的内容を挙げます。
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