こんにちは、木崎 誠です。
以下書籍について、書評を記録いたします。
仕事には成果が求められます。
各個人の成果が多ければ多いほど、会社や国が発展します。
本書は知識労働者の成果をあげる能力について言及されております。
知識労働者とは「製品を一定時間内でどれだけ多く生産したか」という分かりやすい基準がなく、情報などを扱う人を指します。
これは現代ではほとんどの人が該当するでしょう。
すなわち、本書の考えは仕事をするほとんどの人に活用できる内容になるかと思います。
個人的ベストフレーズ
成果をあげることは一つの習慣である。習慣的な能力の集積である。
出典:P・F. ドラッカー『プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか』(Amazonへ)
仕事ができる人はセンスがある。自分には真似できない。
そういった感覚がある人もいるかもしれません。
しかしドラッカー曰く、仕事ができる人のように成果をあげる能力は習得できるものです。
本書からの学び
本書で得た学びと、そう思った根拠を3つ挙げます。
学び
- 成果をあげる人は特別な人ではなく、成果をあげる能力を向上させた人である。
- 成果をあげる能力は分解すると単純なもので構成される。それらを習慣化することで、総合的により大きな成果をあげられるようになる。
- 卓越性を追求することで充実と自信が生まれる。能力を得ることは仕事を変えるだけでなく人間そのものを変える。
学びを活かすための行動
本書から得た学びを活かすための行動方針と、具体的内容を挙げます。
行動方針
- 成果をあげる能力をひとつひとつ分解し、単純な行動として定義する。
- 定義した行動を習慣化する。
まとめ
学びと行動のまとめ
- 成果をあげる能力は単純な要素で構成されており、習得可能な習慣的能力である。
- 自信と充実を得るために、ひとつひとつ着実に習慣化し、卓越性を身につける。
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