こんにちは、木崎 誠です。
やった方がいいと思いながら気が重いこと。
やらない方がいいなと思いながらついやってしまうこと。
両方に思い当たる人が多いのではないでしょうか。
この記事では上記問題に対して、前者を良い習慣、後者を悪い習慣と仮定して、
それぞれの理由と解消方法について考えていきます。
続かない良い習慣と続いてしまう悪い習慣の違い
良い習慣と悪い習慣の事例から考える
良い習慣の一例として、運動習慣であるランニングを挙げます。
ランニングのメリットは有酸素運動によるダイエット効果や、全身を使った運動によって体がほぐれることです。
デメリットは走り続けるのが辛かったり、初心者のうちは足腰の負担が大きかったりと、身体的な負担があることです。
ここで注目したいのはメリットとデメリットそれぞれの得られるタイミングです。
メリットであるダイエット効果はランニング直後には現れません。
一般的には1~3ヶ月後といわれています。
デメリットである身体的な負担はランニングを始めてすぐにやってきます。
初心者であるほどすぐに、です。
この辛さの印象は大きく、次回取り組むときの「やりたくないな」という気持ちが強まります。
では、悪い習慣の例として煙草を考えます。
煙草のメリットは吸ったときの一時的なストレス解消です。
(とはいってもニコチン不足解消によるストレス解消なのでメリットと言い切れないのですが、喫煙者から見たメリットとして考えます)
デメリットは肺がんなど病気のリスクが高まること、運動能力や免疫力が低下することなど多数あります。
こちらでもメリットデメリットのタイミングを考えます。
メリットである「吸ったときのストレス解消」は、まさしく吸った瞬間に得ることができます。
デメリットである病気のリスクの増大は、あくまでリスクという可能性です。
運動能力低下も緩やかに進行するため、すぐには実感しないでしょう。
よって、デメリットを強く実感することなく、吸えばすぐに得られるメリットを求めてしまうのです。
このように、「行動をした後に自分にとっての報酬が得られるかどうか」という基準は、行動を継続するための取り組みに大きな影響を与えます。
良い習慣と悪い習慣の違い 3つのポイント
まとめ
本記事の結論の振り返り
良い習慣のメリットはすぐに分からないから続けにくい。
悪い習慣のメリットはすぐに得られるから続いてしまう。
本記事を読んだ後のベイビーステップ
悪い習慣を止めたければ、5年続けたときにどんな結果になるかを想像しましょう。
良い習慣を続けたければ、短期的に得られる、長期的メリットに矛盾しない報酬を用意しましょう。
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