人生における軸を定める

人格

こんにちは、木崎 誠です。

最近は3DCGやアプリ開発、ゲーム制作とやりたいことを楽しんでいます。
それは「やりたいことをやっていいんだと自覚する」という目的があるためです。

こういった目的は、大小あれど多くの人が持っていると思います。

今回は、その目的の背景にある、人生における軸となるものを考えていきます。

人生の軸とは

人生で大切にしたいことをまとめたものは、様々な呼称があります。

例えばミッションステートメントだったり、生活信条だったり、信念だったり、大志だったり、ライフスタイルだったり。

すべてに共通するのは、生活における行動指針であることです。
僕はこの中で、生活信条という呼び方を気に入っています。

goo国語辞書によると、信条とは、堅く信じて守っている事柄、信仰の箇条、という意味があるそうです。

信条(しんじょう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
信条(しんじょう)とは。意味や使い方、類語をわかりやすく解説。1 堅く信じて守っている事柄。「独立自尊が私の—だ」2 信仰の箇条。教義。「—を守る」3 キリスト教会において、その信仰告白を基準化したもの。使徒信条・ニカヤ信条・アタナシウス信条などがある。 - goo国語辞書は30万9千件語以上を収録。政治・経済・医学・...

自分の生活において、自分が大事だと思っていること、絶対に守りたいと思っていることをまとめたもの。
それが人生の軸であり、生活信条です。

生活信条は自分が正解と信じた自分との約束事である

生活において信じていることを大事に守る。
自分自身の生活においては、自分自身を信じるしかないのです。

様々な考え方がありますが、自分の人生を生きられるのは自分だけ。
自分にとっての正解は、自分が正解だと信じたことにしたほうがいいと考えています。

他人が決めた正解に従うと、他人の人生を生きることになるからです。

やらない後悔よりやる後悔といいますが、何を正解と判断するかについても同じです。
他人が正解だというものより、自分が正解だと信じたものを貫くほうが、自分の人生を生きているといえるでしょう。

菜食主義の方にとってはお肉を食べないのが正解ですし、お肉が好きな方はお肉を楽しんで食べるのが正解です。

人によって何が正解かは変わるのです。

だからこそ、自分にとっての正解を自覚することが重要です。

なぜ生活信条は人生の軸になるのか

自分にとっての正解を自覚し、明文化することは、そのまま生活信条を書き上げることにつながります。

明文化された生活信条は、生活における価値判断の基準になります。

自分は何を大事にして、どういう行動を優先したいのか。
どういう状態になりたくて、どういうルールを守るのか。

自分にとっての正解が書かれている生活信条を振り返ると、生活していて起きる様々な出来事において、どれを優先するかを判断する助けになります。

すなわち、生活における行動の仕方を定めることになるのです。

人生は選択し、その責任を持つことの繰り返しです。
その選択を、自分が大事にしたい事項に沿って行うことで、生活全体、ひいては人生の満足度が上がっていくと考えています。

例えば仕事終わりに上司から急ぎの依頼が舞い込んだ時、家族を大事にしたいのであれば断って帰宅すると判断できます。
もしくはお金や仕事を大事にしたいのであれば、家族に断りの連絡を入れて仕事を受けようと判断することもできます。

自分が何を大事にしたいか自覚すると、生活に判断軸が生まれるのです。

終わりに

わざわざ言葉にしなくとも、自分にとって大事なものはこれだ、と感じていることがあるかもしれません。

しかし、きちんと言葉にしておくことには強い力があります。

苦境に立たされた時、混乱している時、焦りを感じて判断に困る時。

そんな時に、冷静な自分が時間をかけて定めた生活信条があると、いつも通りの判断を行うことができます。

また、日々言葉を振り返ることで、どんどん強い信仰になっていきます。

自分は何を大事にしていきたいのか、ぜひ言葉にしてみてください。

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