リモートワークをしながら家事・育児をすると、まったく異なる種類のタスクが次から次へとやってきます。
生活がうまく回せていない感覚がずっとあります。
毎日何かやり残している、首の皮一枚でしのぎ続けている感覚。
一番の要因は1歳の息子の夜泣きが多く、睡眠がままならず、体力がついていかないことなのですが…。
当然ながら、夜泣きはすぐに解消されるものではありません。
ではどうするか?
寝不足の頭で考えました。
家事育児において、考える時間と動く時間を分けようと。
そして、考える時間は極力少なくしようと。
仕事はもう別換算です。
考える必要があるものですので、目の前の仕事を片付けるしかない。
仕事がある前提で、日々発生する家事育児をどうこなしていくか、というお話です。
扱いに手間がかからないシンプルなタスク管理を行う
さっそく結論。
タスク管理アプリを使います。
候補はTickTick。公式サイトは以下です。
いろんな機能があるタスク管理アプリです。
でも使い方はシンプルに。
家事育児ではルーチンタスクが大量です。
それをちまちま登録します。
地味に便利な、完了日から3日ごと、みたいな繰り返し設定もあるのがありがたいです。
昨日やるはずだった3日ごとのタスクを今日やった、という場合、今日から3日後に再度タスクを作成してくれるのです。
やり忘れに優しい設計。存分に甘えます。
これ以外に、ルーチンではないタスクもメモ的に登録します。
そして、今日やる分のルーチンタスクと、今日やれたらいいなと思うルーチン以外のタスクを、紙に書き出します。
そう、紙です。
アプリをゆっくり開く暇もないので、紙に書き出して、なんなら張り出してもいいでしょう。
そこに書かれていることを、一日の間にやれるだけやる。
そんな、力業のようなシンプル運用です。
タスク管理自体に手間をかけている暇はない
もはや雑とも言えそうなタスク管理です。
けれど、10時にリマインドして!と登録しても、その10時には子供が泣いているかもしれない。
計画通りの時間で物事を行えると期待してはいけないのです。
つまり、計画はしない。
やることの一覧だけを作る。
タスクの抜け漏れは回避したいからです。
また、何時にあれをして、これをして、と計画するのも手間がかかります。
どうしても動かせない対外的な用事である仕事の打ち合わせや来客などは例外として、ほかのタスクは時間を決めません。
家事育児仕事、全体でみるとタスクがたくさんあるので、その順番を考えている暇があったらさっさと動くのみです。
抜け漏れのほかに忘れることを避けなければいけない
前述しましたが、問題になるのはタスクの抜け漏れ以外にもあります。
タスクとして認識したのにその存在を忘れてしまうことです。
例えばアプリに登録したけれどアプリを見る暇がなかったとか、
話題になったけれどそのまま忘れてしまったとか。
理由は様々ありますよね。
忘れることを避けるために、やれるかどうかはともかく紙に書いてしまうのです。
やり残しはまた翌日に回す。
緊急性が高いものは自分で分かっているはずなので、大きく書くなどすればそれだけで目立ちます。
おむつがなくなりそうだ!と思ったのに買い忘れた!では、本当になくなった時に途方に暮れてしまいます。
そういった取り返しのつかない事態に陥らないために、ひたすら抜け漏れ、忘れることを避けます。
とはいえ全体の見通しは必要
では最初から紙だけでいいのでは?
と思わなくもないのですが、それではなかなかうまく回りません。
いくら考える時間を減らすといっても、多少の計画は必要です。
その時、紙にいちいち書いていては時間がかかるのです。
パソコンでテキパキ打ち出して、ルーチン以外の仕事や趣味など個人的な取り組みを含めた全体像を把握するなら、タスク管理アプリのほうが楽です。
期限はないけれどやりたいこと、などをメモして、楽に一か所に保管できますからね。
しかもいつでも期日を設定していけるので。
1週間に1回くらいは、ざっと全体を見て、工夫する余地がないかを考えます。
シンプルで力業。活動的になろうとすればなれるかも
すでに気づかれているかもしれませんが、このタスク管理のやり方はかなり力業です。
紙に書き出すところなんて、手間が余計にかかっているかもしれません。
ここは個人的に紙に書くことで、覚えてやすいと感じていることと、一文書くことすら面倒なタスクならもっとやらなくていい工夫ができないか、と考えるきっかけが欲しいと思っていることを期待しているからです。
あくまで今の生活がうまく回せないところから、少しでも交通整理して生活していこうともがいている最中です。
今後ダイナミックにやり方が変わるかもしれませんが、これもまたやってみて様子を見てみます。
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